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5月7日(月) “さくらちゃん”の分割 堆肥として2/3を確保

“さくらちゃん”も2月8日、初めて体験教室で整えててから約3ヶ月が経過した。
当初の量から見ても倍以上に増えてダンボール一杯になって来たので、堆肥として使用する分を別に分けて熟成させることにした。
残る1/3は今までと同じように“さくらちゃん”として醗酵・分解を継続させていきたい。
今朝の“さくらちゃん”の体温を計測すると55℃あった。
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堆肥分を分割するためにこの3日間、新たな食料(生ゴミ)は投入を控えていたが予想のとおり多くのものが醗酵を済ませ、分解の段階に入っていた。
何時ものクーリングと同じように底のほうまでスコップで折り起こした。
全体に掘り下げるが、下のほうはこの3日間の熟成により硬くしまり、湿り気も感じないくらいに乾燥している。
“さくらちゃん”の体内の堆肥化されたものを、中目サイズのフルイに掛けて、砂状のものと塊の物を分けた。
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砂状のものは米袋(通気性の良いもの)に移し変え、1ヶ月程度熟成させてから堆肥として使用する。
しかし、肥料として純度が高いため、肥料として使うには3倍の畑土と合わせてから使用しなければいけない。
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“さくらちゃん”の体内に残されている基材は完全に堆肥化されており、微生物も多く生息していると思われる。また、当初下に敷いた新聞紙(3段重ね)の上のほうは分解されており、砂状の堆肥となっていた。
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分別した塊状のものはダンボールに残されている基材に混ぜ合わせ更に分解を促す。
未分解の塊も次の3ヶ月を経過する段階で砂状のタイとなるだろう。
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新たに“さくらちゃん”として活躍する基材はダンボールの半分以下の容量になっている。
ここへ今日の食料1kgを投入するのは少々冒険だが、莫大な微生物の量と力を信じて実行しよう。
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“さくらちゃん”の体内を攪拌して砂状にしたものと、塊として分別されたものを混ぜ合わせて基材とした中へ食料を投入した。
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平らにならした後に、米のトギ汁150cc+ヨーグルトホエー50ccを振り掛ける。
今日の食料には天麩羅の揚げカスや油が少々入っているので醗酵の助けになると思う。
改めてこれからの“さくらちゃん”の活躍に期待する。
今日、収穫として採った堆肥は米袋へ入れ、熟成を待つことにする。
秋野菜にはこの堆肥を使うことで、当初の目的である、循環型農耕を体験できる。
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粉糠を何時もの2倍(スコップ2杯)を入れて、少ない基材と粉糠を合わせて良く混ぜ込んだ。
底のほうから基材を上に上げて平らにならすようにする。
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これからは第2期の“さくらちゃん”の活躍を是非、見守って欲しい。また、秋・冬野菜に堆肥を使うことでおいしい野菜を皆さんと分けて食してみたいものだ



by garbageeater | 2007-05-07 21:43 | 生ごみ堆肥“さくらちゃん”の日

東信州「たてしなエコ・クラブ」の主旨は自然豊かな立科町を次世代に残せるよう、温暖化防止などさまざまな活動を行いエコタウン作りを目指す。
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